ゴト師(打ち子)確保(1)



パチンコ店の最大の敵である

ゴト師



この日は何の変哲も無いごくごく普通の日であった・・

事務所で作業をしていると電話が鳴った。



♪テ〜レ〜レ〜レ〜〜♪テレレ〜レ〜レ〜♪
(森のくまさん)




私「はい、○○三沢店でございます」


イトキン課長「おお、クロノスか〜?あのな〜キングスターなんだけど、スタートおかしくね〜か?」


私「え〜と、先程データを見た時は大丈夫でしたが」


イトキン課長「チョット今見てみろ」


私「はい、只今」




カチャ カチャ ポン!






(え〜と、キングス・・)



え!?



私「5.2回!!」




解説
通常羽根物のスタート(羽の開く回数)は100発打って3〜4.5回位である。
5回を超えるとなるとかなりの開放台で、絶対と言っていい程勝てる。
通常営業でそこまで甘い台は、ほぼ皆無と考えて貰って構わない。





私「んなんじゃこりゃ〜〜〜!!」


イトキン課長「だろ?ちょっと見てこいよ」


私「は、はい今直ぐに」



私はソッコ−で問題の台を見に行く。

が、しかし

この時私はテンパっていて、横目で(1)スタートしか見なかった。





情けなす。逝ってきまつ




イトキン課長に報告の電話を入れる。


私「見た所大丈夫のようですが・・」


イトキン課長「んな馬鹿な!ちょっと今から行くから待ってろ!」


ガチャ!





数分後





事務所の扉が開く



イトキン課長「おつかれ。俺見てくるわ」


私も後を追うようにホールへ。



と、その時!!



???「てめぇ!このヤロウ!!しらばっくれてんじゃねーぞ!!」




どこかで罵声が上がる。

イトキン課長である。




イトキン課長「やめだ!やめだ!電源落とせ!!」



私は台の裏側に周り、電源を落とした。

そして反対側、打ち子の方へ回った。




イトキン課長「×○△※〜◇×〜※@〜あ〜ん!!?」



キレてた・・・




よくよく台を見ると、

(2)スタートの釘がグニャリンと曲がっている。

イトキン課長、更に罵声を浴びせる。

この先は、話の内容がが多いので端的に説明します。


○ ゴト師事務所へ。
○ 問いつめる。
○ ゴト師しらばっくれる。
○ 条件を出す。
 1、素直に認めたら警察には通報しない。
 2、仲間(釘曲げ実行犯)の居場所を教えたら警察に通報しない。
○ それでもゴト師しらばっくれる。
○ 警察通報。
○ 警察連行する。
○ もちろん出玉没収。


もう言ってる事がめちゃくちゃで、


ゴト師「今日の朝7時に京都の自宅を出た」


とかぬかしやがる!

うちの店に来店したのが午前11時。

ぶっちゃけ、うちの店は京都から4時間で、




ツ キ マ セ ン ガ ?




しまいにゃ ゴト師「龍○会やぞ!」



何それ?それって



オ イ シ イ デ ス カ ?




ゴト師「てめぇ、これから事務所来るかぁ?うちの若ぇのは云々」



え?ヤ○ザですか?

それ言った時点で




ユ ウ ザ イ デ ス ヨ ?



必死に否定してました(笑)

もちろんその事も警察に話しました。

結局は打ち子なので、無罪放免になるそうです。

でも、





ゴト師共!


てめぇらうちの店来て何かやりやがったら、

無罪でもしらねぇ!

傷害罪の一つや二つ、なんてこたねぇ!





ぶっ飛ばす!




ゴト師(打ち子)確保(1)

終了

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